映画「アイドル」とSKE48とファンと松井珠理奈と――そして夢は走り続ける

映画「アイドル」とSKE48とファンと松井珠理奈と――そして夢は走り続ける

お久しぶりです、オオヌキです。

勢いにまかせてオープン!とかやったくせに1か月近く放置プレイ。「なにがしたいんだコラ!」と長州に怒られてしまいそうです。「なんだコラ!」と言い返せるようにがんばろう。

さて、先日、SKE48ドキュメンタリー映画「アイドル」を見てきました。今回は、その感想を踏まえて、松井珠理奈さんとSKE48というグループ、さらにはそのファンの方々について書いていきます。

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映画を見るまでの経緯

(出典:https://twitter.com/nacky_k829/status/943410482140012544

前提として、今のメンバーはほとんど知りません。いわゆる有名どころをさらっとだけで、あとは顔と名前が一致しないメンバーばかりです。『SKE48のマジカル・ラジオ』『エビシリーズ』は見ていましたが、かなり前の話ですから、メンバーも随分と変わっています。なので、新曲が出れば聞くといった程度で、今はSKE48にそこまでの思い入れがないのが正直なところです。

ただ、松井珠理奈さんだけは別です。というのも、もともとプロレスが好きで、そのプロレスと彼女が接点を持ったことで、珠理奈さんをもっと知りたい気持ちにかられました。それにともない、別サイトにて3つほど記事を書かせていただきました。

珠理奈さんはプロレスを大いに盛り上げてくれました。一プロレスファンとして何か恩返しができないか。そのとき間近に迫ったAKB48世界選抜総選挙。ここしかない。その気持ちで票を投じました。きっとプロレスファンも多く投票したと思います。それだけ珠理奈さんはプロレスに貢献してくれました。

票は想いです。この人の順位を上げたい、みんなに見つかってほしい、いつもありがとう……いろいろな想いが票になる。

その結果、珠理奈さんは1位となりました。

あー、よかった。おめでとう。

それで終わるはずでした。歴代のチャンピオンのように、堂々とセンターに立って新曲を披露する。そのはずでした。

しかし、総選挙後すぐ、珠理奈さんは休養期間に入ります。

 

心ないバッシングが飛び交いました。総選挙の一幕を巡って論争も巻き起こりました。ファンにとっては辛く、苦しい日々だったと思います。ずっと追い求め、やっと辿りついた1位の栄冠。その先にあった未来がこんなものだったなんて。

どうしてこうなってしまったんだろう。なにが悪かったんだろう。きっかけはきっと、あの舞台、世界選抜総選挙。でも、ずっと前から予兆があったとしたら……。

 

そこで、気づきました。

あれだけ珠理奈さんを応援しようとして、守ろうとして、胸を苦しませたけど、

わたしは、彼女のことをなにも知らない。

 

だから、知ろうと思いました。

あのとき、総選挙で起きていたこと。そして彼女が所属するSKE48はどんなグループなのかを。

きっとそこから紐解かなければ、彼女を理解することができない。もちろん見たところで100%理解できるわけではありません。でも見なければ、いつまでも想像でしか語れない。

真実を見てこよう。その想いで映画館に足を運びました。

 

映画「アイドル」の感想

(出典:https://thetv.jp/news/detail/166403/

 

AKB48のドキュメンタリー映画はすべて見ていますが、今回の「アイドル」は、今までで一番、純粋に楽しむことができました。というのも、基本的にみんな前向きなんですよね。へこたれない。がんばれと心から言える。まるでスポ根を見ている気分でした。

活動を通して、厳しい場面に直面することもある。理不尽な現実に打ちのめされることもある。でもちゃんと自分たちで考えて、それを乗り越えていく姿勢には、生きていくうえで大事なことを教えられました。

SKEの歴史も丁寧に描かれていて、最近知った方もすんなり入り込める構成だったと思います。

映画のなかでは、総選挙の裏側も明かされています。なぜ松井珠理奈が世間から非難されるような発言をしたのか。そのヒントも隠されていました。

それを知ったいま思うのは、良く総選挙の舞台に立てたなと。1位になり、あのスピーチをしただけでも奇跡かもしれません。いや、奇跡で片付けるのは失礼です。紛れもなく、珠理奈さんは自分の力であそこに立ちました。そこにあらためて彼女の強さ(相反する弱さ)を感じました。

 

以前にわたしが書いた記事もそうですし、今回の映画もですが、SKE48の立場から描いています。なので、他のグループや推しの人からすれば、疑問や遺憾に思う点もあるかもしれません。それは当然だと思います。でもこれもひとつの真実であり、ひとつの側面。

そこからさらにSKE48を好きになる場合もあるし、興味をもつ場合もある。逆に、苦手になることもある。あるいは自分の好きなグループと比較して、よりそのグループが好きになるかもしれません。そんな見る人の心情ひとつで、いろいろな見方ができる映画です。

でも、アイドルを応援している方なら、きっと心に残る場面があるはずです。

SKE48ドキュメンタリー映画「アイドル」は、まさに「アイドル」を描いている映画なのですから。

 

でも、アイドルとはなんでしょう。同じアイドルなのに、これだけ違う人たちがいて、違う人たちが応援している。

アイドルとは?

ラストシーンにその答えが見えました。

映画の冒頭、あるメッセージが映し出されます。それを見たとき、「わざわざ書かなくても」と思ってしまいました。でも、そのメッセージが指した映像こそ、この映画の本質なのだと思います。だから、あえて映した。

最後の最後まで見たとき、「アイドルとは?」の答えが導き出されます。

まだ上映されていますので、機会があればぜひ、その答えを映画館でお確かめください。

SKE48ファンへの感謝

(出典:https://thetv.jp/news/detail/168179/

 

映画の話題から少し離れます。

一連の珠理奈さんの記事は、ある覚悟を決めて書いていました。それは、叩かれても気にしないこと。

ここまでご覧いただければわかる通り、わたしはSKE48について、そこまでの知識も経験もありません。最近珠理奈を知った素人がなに言ってるんだかそう突っ込まれてもしかたないと思っていました。現にこれまで、いろいろなグループの記事を書きましたが、どうしてもそういった方に絡まれるケースはでてきます。

でも、SKE48のファンの方々は違いました。もちろん0ではありません。たまたま、そういった方に見つからなかっただけなのかもしれません。それでも、多くのSKEファン、珠理奈ファンは、にわか仕込みの知識で書いた記事を暖かく迎え入れてくれました。ありがとうと言ってくれました。とんでもない。ありがとうはこちらの台詞です。受け入れてくださって、本当にありがとうございました。

なんてSKEファンは優しいんだろう。常々そう思っていましたが、映画を見て、その謎が解けたような気がします。

SKE48がファンを愛し、ファンがSKE48を愛する。

いまSKE48は、メンバーとファンが相思相愛の関係で、大きな目標に向かっています。見せかけだけじゃない、言葉だけじゃない。“あなた”がいないと目標は決して達成できない。足を引っ張りあっている場合じゃありません。新たなファンも必要です。新規を排除するなんて考えられない。そんなことをしたら決して夢は叶いません。

そのことを応援するファンが知っている。大好きなグループが叶えようとしている夢をジャマできない。その団結力と絆がSKE48ファンの強みなのだと思います。

良いグループは、良いファンが支えている。良いグループは、良いファンを育てる。そんなすばらしい関係を、SKE48とそのファンの皆さまには見せてもらいました。

野暮なことを言ってしまいますが、そのSKE48に泥を塗るようなファンが現れないことを願います。

 

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松井珠理奈さんへ

(出典:http://jyurinandesu.net/archives/81571

 

最初はただの応援でした。プロレスファンとして、プロレスを盛り上げてくれた珠理奈さんに恩返しがしたかった。その気持ちで総選挙応援記事を書きました。あなたがSKE48で、トップアイドルで、人気者だから投票を呼びかけたのではありません。プロレスを愛する女の子が大きな舞台に立つ。その背中にほんの少しでも羽を与えたかった。それだけです。

1位になったときは、本当に嬉しかった。プロレス愛を感じさせるスピーチでは、誇らしい気持ちにすらなりました。

それから休養に入りましたが、総選挙1位の輝きが失われることはありません。すごいことをしたのです。珠理奈さん本人も、メンバーも、関係者も、ファンも、全員が自信をもってほしいと思います。1位。チャンピオン。センター。誰もがなれるものではないのですから。

 

ところで珠理奈さん。

いまもプロレス、見てますか?

大好きなプロレスは「復帰してからまだ1回も見ていません」と言うが、「来年の1・4(毎年1月4日に東京ドームで開催される新日本プロレスの大会)はスケジュールを開けています」と、こちらも完全復活するようだ。

引用元:松井珠理奈、新日本プロレス1・4東京ドームは「スケジュール開けています」

よかった。プロレスをまだ好きでいてくれて。

来年の1.4東京ドーム、ぜひ珠理奈さんには見てほしかったんです。とくにメイン。

 

IWGPヘビー級選手権試合

王者 ケニー・オメガ VS 挑戦者 棚橋弘至

 

どちらも珠理奈さんにとって関係のある選手です。それだけでも特別な一戦になると思いますが、見てほしい理由はそれだけではありません。

 

プロレスはなにを競う戦いだと思いますか?

心と心、技と技、体と体……確かにそれもそうです。

でも自分は、生き様だと思っています。自分の存在すべてをかけて勝負する。その生き様のぶつかり合いに心を揺さぶられます。

今回のケニーVS棚橋は、まさにふたりの生き様がぶつかる戦いです。

SKE48で生き様を見せてきた珠理奈さんに、きっと響くものがあると思います。

 

珠理奈さんの10年。

長い年月です。

でもあえて言います、たかが10年です。

松井珠理奈はまだはじまったばかり。

そうですよね?

これからが楽しみです。

 

もしかしたら、この言葉は早いかもしれませんが……。

復帰、おめでとうございます。

その先へ向かうあなたに、たくさんの幸せがおとずれますように。

 

センチメンタルトレイン

 

彼女がお休みに入ったとき、大きな喪失感に襲われた方は多いと思います。

こんなに切ない朝がくるなんて今まで予想もしなかった。

いなくなってはじめてわかる気持ちもありました。

それは、恋なのか、ときめきなのか、失うことへの恐怖なのか。

今まで抑えていた何かに襲われたはずです。

でも、珠理奈さんが復帰して、本当の気持ちをはっきりできたとき、胸のモヤモヤは消えたと思います。

何もしない日々、何もできない日々はもう終わりました。

好きな人へ、心から応援したい人へ、何かをできる時代です、気持ちを伝えられる時代です。

 

新たに輝きだした彼女を、そして、夢に向かうグループを後押しするのは、ファンの力。

走り続ける松井珠理奈さんの、SKE48の、ファンの、皆さんの夢の成就を信じています

 

(出典:https://twitter.com/SKE48_YUASA/status/1055413411159240704