世界は変えられる――松井珠理奈さんの動画に思うこと

世界は変えられる――松井珠理奈さんの動画に思うこと

(出典:https://news.nicovideo.jp/watch/nw4616985

 

こんばんは、オオヌキです。

 

この件は、触れるかどうか、ずっと迷っていました。松井珠理奈さんの動画の件です。

触れることによって、より多くの人がこの件を知ることになる。それは望むものではありません。本来であれば、そっとしておいて、ほとぼりが冷めるのを待つのが一番良いのかもしれない。

そう思い黙っていたのですが、ひとつ大きな理由があり、こうして記事を書くことを決めました。

 

それは大手キュレーションサイトに、動画付きでまとめられたこと。そのサイトはアイドルだけを扱った場所ではなく、アイドルに興味のない層にまで広まってしまいました。元の動画も300万再生を越え、3万RT、10万以上の「いいね」がついています。ここまで拡散されてしまったら、自分ひとりが黙ったところでさほど意味がありません。それなら、きちんと動画に対して意見をだそうと思いました。

もうひとつ理由があるのですが、それは最後に書きます。

 

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あの言葉を聞いて

「うちらが戦うのはAKBじゃない……」

最初にこのシーンを見たのは、確か公式が特典映像のダイジェストとしてツイートしたときだと思います(現在は削除)。いまtwitterで拡散されているのは違法動画ですが、そもそもこの場面を運営が発信した事実があります。つまり運営は、特典映像の『引き』としてを使ったわけです。

 

「うちらが戦うのはAKBじゃない。乃木坂だから。欅と乃木坂だから。SKEしか戦えないから。もうそれぐらいの覚悟で戦ってるから。相手にしてないから」

 

この言葉を聞いて、総選挙のスピーチを思い出しました。

 

『これで一旦、総選挙の戦いは終わります。でも、まだ私たちが戦わないといけないところはあります。私は本気でAKB48グループを一位にしないと気がすまないです。こんなに頼もしい後輩がいてくれる、こんなにあったかいファンがいてくれる。だからみんなが信じ合えば、また48グループは、アイドル界のトップになれます。なりたいじゃダメ、なるんです。 』

 

AKBは嘲りのなかで生まれました。それが国民的アイドルにまで成長し、周りの見る目が変わった。でもいま、再び嘲りの対象になりつつある。時代が戻っています。このままいけば、デビュー公演の一般客7名の時代まで落ちていくかもしれない。どん底からAKBを作り上げた先輩の背中を知る珠理奈さんには、そんな危機感があるのかもしれません。

現在のアイドル業界を席巻しているのは乃木坂です。そのグループを目標とすることに間違いはありません。きっと、乃木坂でなくても、世間で注目を集めるアイドルグループがいたら、そのグループを目指すでしょう。

乃木坂だから越えるのではなく、トップだから越えようとしている。

だから、彼女の口から「乃木坂と戦う」発言がでたのは、いち乃木坂ファンとして誇らしく思いました。それだけの地位を獲得したということですから。他のファンは違う意見もあると思うので、「乃木ヲタ」の総意ではありません。あくまでわたし個人の気持ちです。

それが、動画を見ての率直な感想でした。

 

人には歴史と多面性がある

彼女が言いたいことはわかります。でもなぜ、あそこまできつく言い放ったのか。ファンならず、あの場にいたメンバーも、「そこまで言わなくても……」と思ったかもしれない。その熱い向上心を伝えるために、もっと言い方があったかもしれません。

映画『アイドル』を見ていれば、どれだけ当時の彼女が追い詰められていたかがわかります。そして、どれだけSKEを愛しているかも。そこから紐解けば、あの温度感で言葉を発したことは理解できます。彼女を昔から見続けている人なら、もっと深く理解できるでしょう。

ただ、みんながみんな、その背景を知ることはできない。人には歴史があり、多面性がある。それらすべてを理解したうえで語るのは難しいです。もし、理解しないと話せないのなら、ほとんどの件について話せない世界になります。

だから、あの動画だけで判断されてもしかたない。もちろん誹謗中傷の類は別ですが、厳しい意見があっても、その人が、その人の知り得る情報で判断した結論。頭ごなしに否定はできません。お互いの持つ情報を共有しないまま否定しあっても、不毛な争いが繰り返されるだけです。

だったら看過しないといけないのか。マイナスイメージが広まるのを黙って見ているしかないのか。

そうではありません。

わたしたちには、できることがあります。

それがこの記事を書いたふたつめの、そして本当の理由です。

 

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世界は変えられる

あの動画は、マイナスなイメージで広がりを見せています。

総選挙の件もそうですが、一度火がついてしまうと、ここぞとばかりに責め立てる人が続出してきます。最初に石を投げるのはためらうのに、みんなが投げていたら、特に理由がなくても、あるいは理由をつくってまで、一緒に石を投げる。そんな精神性には辟易しますが、同じ人間。自分にもそんな残虐性が潜んでいると思うと恐ろしいです。

ただ、人は捨てたものではありません。悪い面もあれば良い面もある。そう、多面性です。

「松井珠理奈ってこんなにすごいんだよ!」という意見があったとします。たまたまそれを見た人が、彼女のパフォーマンスを見てみる。そこで虜(とりこ)になることもあるわけです。

記事を書いた理由のふたつめが、まさにこれです。

この文章で彼女のイメージを覆そうだなんて思っていません。良いイメージをもって、松井珠理奈という人に触れてほしい。ひとつの側面だけでなく、ほかの側面からも見てほしい。その願いをもって書きました。この記事が、彼女の新たな側面や歴史を知ろうとするきっかけになれば幸いです。

自分自身、去年は珠理奈さんを通じてたくさんの人に出会えました。そしてたくさん彼女の良いところを教えてもらいました。『escape』のダンスにしびれ、第5回AKB48紅白対抗歌合戦の『Must be now』に度肝を抜かれました。かと思えば、プロレスを無邪気に楽しんだり、ウサギのかぶりもので三三七拍子をしてみたりと、いったいどこまでふり幅があるのか。見ていて飽きることがありません。

 

しっかりとパフォーマンスを見たら、多くの人が彼女に魅了されると思いませんか?

判断はその人に任せればいいです、合わないなら合わないでしかたありません。

大事なのは良いイメージで彼女に触れるきっかけです。

だから、自信をもって広めていきましょう、松井珠理奈のすばらしいところを。

彼女が帰ってきた場所を暖かい世界に変えましょう。

それができるのは、彼女の良さを知るすべての人です。

 

Believe it.

We can change the world.

You can change the world.

出典:https://mantan-web.jp/article/20171215dog00m200042000c.html