「もう長くないからね」現状報告と母の言葉

「もう長くないからね」現状報告と母の言葉

こんばんは、オオヌキです。

すっかりご無沙汰してしまいました。

 

このブログで触れるのははじめてですが、昨年秋、父が膀胱がんを患いました。早期に発見できたため、当初は1回の手術で終わり、あとは経過観察で済む予定でした。しかし、手術を終えて再検査をしたところ、がんの再発を確認。すぐに2度目の手術になりました。

そしていま、抗がん剤治療にうつっています。毎週一度、抗がん剤を投与。それを6週間続けます。主治医の話では、これが終われば、定期的な検査だけで済むそうです。

この抗がん剤治療は、投与自体はすぐ終わるのですが、副作用がでてきます。人によって差はあるようですが、父の場合はそこまで重くはありませんでした。といっても、まるで出ないわけではありません。父もナーバスになっているので、家族で支えていくことが必要です。

 

そんな手術や治療の最中にいたもので、仕事以外に気を回す余裕がありませんでした。とはいえ、移動中にアニメやアイドル番組を見ているので、能天気なところもあるのですが、そこはつかの間の息抜きとして許してください。

ただ大分落ち着いてきたので、こうして現状を報告できるまでに至りました。

 

先日、母と今後について話してきました。今後とは、両親が亡くなったあとのことです。

それから、昔の夢をよく見るようになりました。あの頃、両親がいなくなるなんて信じられなかった。高校卒業してすぐに上京したので、親との距離は決して近いわけではありません。でも物理的な距離ではなく、心はいつも側にいました。

「もう長くないからね」

母がぽつりと言いました。永遠の終わりを告げられたような気がしました。永遠なんて最初からなかった。ただ、永遠が終わることを信じたくなかっただけ。

でも、これはきっと幸せです。ちゃんと心の準備をさせてもらえる。世の中にはそんな準備なんてなにもなく、別れを突き付けられるケースが山ほどあります。だからきっと、一人っ子のわたしにかけてくれる、両親の最後の優しさだと思いました。

 

まだ時間はある。そう思わずに、もう時間はないと頭を切り替えます。

でも決して悲観的な意味合いではありません。

永遠じゃないからこそ、時間は尊い。

その時間で、できる限りの孝行をしたいと、改めて思いました。

 

いつまでもあると思うな親と金、です。

 

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