それは「北風と太陽」の「北風」のようで……『瀧野由美子・石田千穂のInstagram &Twitterキャンペーン』について

それは「北風と太陽」の「北風」のようで……『瀧野由美子・石田千穂のInstagram &Twitterキャンペーン』について

こんばんは、オオヌキです。

 

いま、STU48でこんな企画をやっています。

 

『AKB48 56thシングル「サステナブル」発売記念!瀧野由美子・石田千穂のInstagram &Twitterキャンペーンを実施!!〜瀧野由美子と石田千穂がみんなの想いを背負います〜』

 

ざっくり説明すると、瀧野由美子さんのInstagramと石田千穂さんのtwitterのフォロワー数合計が、STU48公式Twitterのフォロワー数(87,276フォロワー)を越えれば企画達成、そのままアカウントは継続+11月から順次全メンバーの個別Twitterアカウントを開設(※中学生メンバーは除く)する企画です。

もし目標を達成できなければ、2人の新しいアカウントも期間終了と同時に削除。

そしてその期間が今月いっぱい。昨日の時点で2万人ほど足りないらしく、ふたりが改めてフォローのお願いをしたところ、twitterで話題になり、多くの人が知る事態になりました。(本日午後7時時点では1万人を切っていました)

 

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そもそもこの企画は、9月15日にニュースリリースされ、翌16日からはじまりました。いまにはじまったものではありません。

最初に見たときは、「へー。またなにかやってるわ」ぐらいの感覚でしたが、いま考えると、感覚が麻痺ってたと思います。だって明らかにおかしいですもん。冷静に考えなくても、なにそれ?案件です。

がんばっているふたりに水を差したくはありませんが、過去にスルーした自分を反省するためにも、この件が「え?」と思う点を書きます。ちなみにふたりのアカウントはフォロー済です(運営の手のひら)

 

 

まず、瀧野由美子と石田千穂がみんなの想いを背負いますという点。

AKB選抜入りしたふたりがグループを代表して企画に挑むのはわかりますが、背負わされるのが、全メンバーの個別Twitterアカウントって、おかしくないですか?

目標達成のご褒美は、アカウントの継続と全メンバーの個別Twitterアカウント開設です。いやいや、やる意味ありますかという話です。だって姉妹グループでは普通にtwitterをやらせてるんですよ。なのに、なぜSTUだけそんな試練を課すのでしょうか。

瀧野さん、石田さんにかかる負担や責任はでかいくせに、達成しても、姉妹グループと肩を並べるファンサービスを展開できるだけ。それをこんな大仰に煽る意味がわかりません。

 

もし目標に届かなかったらどうするつもりなんでしょうか。永遠にSTUメンバーはtwitter禁止ですか。その覚悟をもって、目標未達のペナルティをだしたんですか。そうは思えません。申し訳ないですが、「まあだいじょうぶだろう」という甘い考えを感じてしまいます。あるいは後になって、「ファンの皆さまの要望にお応えして全員開設!」とか平気でやりだしそうです。

しかも目標未達の場合はアカウント削除ですよ。これ、ほんとひどいです。消し去りたい過去もあると思いますが、基本的にSNSで残した足跡は、大事な宝物です。それを削除するなんて、投稿した本人はおろか、ファンの思い出を踏みにじる行為です。ペナルティとしてこれを掲げてる点が、最大の「は?」です。まるでメンバーやファンに寄り添っていない。

 

この企画から感じるのは、「ファンへの脅し」です。目標に届かなかったら、瀧野・石田が悲しむよ?ふたりのアカウント消されるよ?他のメンバーのtwitterも見れないよ?と、ファンに脅しをかけているように感じます。

商売ですから、いかにファンを巻き込むかが大切だとは思います。今回も巻き込もうとしたのでしょう。うまくやれば、ファンだけでなく、これからファンになる人たちも巻き込めます。だから大事なのは、その巻き込み方。明らかな「脅し」は逆効果に成り得ます。

 

グループとファンの関係は、『北風と太陽』だと考えています。

今回の企画は、びゅんびゅんに北風を吹かせ、「推しのために動け~推しのために動け~」と脅しているように感じます。それでもファンは動くと思います。メンバーは大事な人ですから。そのメンバーを悲しませないために、ファンは全力で動きます。理不尽な目標であっても、達成すれば全力で喜ぶでしょう。その気持ちはとても尊いものです。

尊いものだからこそ、大事にしないといけません。北風ではなく、太陽で照らして、ファンが自発的に服を脱ぐ企画を考えてほしいです。

ファンは脱ぐの早いですよ。グループやメンバーのために「脱ぎたい!」と思えば、すぐに脱ぎます。いつだってどこだって喜んで全裸になるでしょう。

そんなファンを、運営はもっと信じてくれないでしょうか。

 

今回の北風が、STU号をどこに運ぶのか。今後、船上に太陽は降り注ぐか。注目したいと思います。

 

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