それは、「僕」から「君」へのラブレター……松井珠理奈1stソロアルバム『Privacy』全曲レビュー

それは、「僕」から「君」へのラブレター……松井珠理奈1stソロアルバム『Privacy』全曲レビュー

こんばんは、オオヌキです。

 

今日は松井珠理奈さんの1stアルバム『Privacy』の全曲レビューです。

音楽の知識がないので、専門的な話はまるでできません。聞いたままの感情をテンション高めで書きました。ついてきたいやつだけ、ついてこい!YOLO!

 

このアルバムの肝は、なんといっても松井珠理奈さんがすべて作詞している点です。歌詞の向こうに、彼女の想いが透けて見える。その想いに対して、わたしなりの解釈をしているので、「ああこういう解釈もあるのか」と楽しんでもらえれば幸いです。音楽の受け取り方は一通りではありません。聞いた人の数だけ色を変えます。

あなたにとっての『Privacy』。わたしにとっての『Privacy』。そのすべてに間違いはないと思います。そして他の解釈を知ることで、もっと曲を楽しめるはずです。

 

『Privacy』、松井珠理奈さんの想い、たっぷり味わいましょう!

 

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1. ソファーとクッション

珠理奈さんの恋愛観がうかがえる曲でした。そっか、ソファーみたいな人が理想なのか。握手会に体が大きな人がたくさん並びそう(そういう問題じゃない)

でも、ソファーにたとえられるような頼りがいのある人は、彼女の傍にいるんでしょうかね。どーんと彼女を受け止められる存在。……やばい、秋元康さんしか思い浮かばない(だから体の大きさの問題じゃない)

それと、「わたしは抱き心地が良いクッションね」と歌っているので、ぜひその抱き心地を確かめさせてください!いやらしい気持ちはないですから!

 

2. monochrome

この歌詞に出てくる「僕」は、おそらく珠理奈さん本人なんだろうなと思って聞きました。その「僕」が、「守りたい抱きしめたい」という「君」は誰なのか。きっとこれは、「SKE48」だと解釈しました。そうやって聞くと、また違った意味で響いてきませんか?

「ちゃんと伝わってるかな なにかできるわけじゃないけど これだけは約束できる この気持ちだけは変わらない」

恋愛ソングとしても聞けるし、グループへの想いとしても受け止められる。技ありの一曲でした。これを書いているときの珠理奈さんを想像すると、胸が熱くなります。

「君を離したくない」……

 

3. あなたの手

これは間違いなく、握手会の曲でしょう!「あんなに楽しかったのに嬉しかったのにどうしてだろうこんなにも苦しいのは」って、まさに握手会終わりの気持ちそのまま。

握手会は相手があることです。それはアイドルもファンも同じ。お互いに楽しいのが一番です。でもあの短い時間で、それを確認するのはなかなか難しい。「楽しかった?」と聞くのも無粋な気がします。

でもこうやって、アイドルである珠理奈さんの口から握手会への想いが聞けるのは、とても貴重で、ファンとしても嬉しいですよね(珠理奈さんの握手は行ったことありませんが……)

 

4. 愛してる

恋に恋する女の子。純粋無垢な乙女の世界。でもちょっとだけ苦い味のする曲です。これを珠理奈さん本人が書いていると思うと、燃え&萌え

サビの「愛してる」が、「愛してよ」に変化するのがすばらしい。この変化が強く心に響きます。どんなに「愛してる」と言ってほしくても、愛してもらわなくては意味がありません。愛のない「愛してる」は空虚、からっぽです。

愛してほしい。愛して、愛してると叫んでほしい。その切実な叫びに、いますぐ「愛してる」と叫びたくなります。

 

5. KMTダンス

「構って構って」の言い方がかわいくてしかたない。このストレートな感情表現いいですね。こんな風に迫られたら、構うしかありません。これで構わないやつはね、男じゃないですよ!(暴論)女子の皆さん、ぜひ試してみてください。

あと、すごくライブ受けしそうな曲だと思いました。アルバム発売記念でソロライブやらないのかなぁ。もちろん本人の体調次第ですが、ぜひやってほしいと思います。

もちろんそのときはみんなでKMTの文字をつくりましょう!YOUNG MAN (Y.M.C.A.)みたいに!

K!M!T!

 

6. Stay with me

今回のアルバムで一番好きなメロディです。The大人の恋ですね。『KMTダンス』との対比がおもしろい。無邪気に好意を伝える『KMTダンス』とは一変、ひそかに情熱を燃やす女性が描かれています。この曲順がすごくいい。KMTでテンションを高めて、ここでちょっとクールダウン。次の熱い曲へと繋がっていきます。

創作は心をえぐり、そのえぐった心の一部を見せる行為でもあります。ここまで彼女の「心」を聞いてきて、松井珠理奈という人の心は、本当に奥が深いなと思いました。どこまでも透明で、底が見えない。どれだけの顔を持っているのか。果たして、彼女の本当の顔はどこにあるのか……

少女の心を持ちながら大人になった稀有な存在だと、この曲を聞いて、改めて思いました。

 

7. YOLO

もしかしたら、この曲のイメージが、世間の思う「松井珠理奈」なのかもしれません。強くてたくましくて、ときには強引にでも自分の道は自分で決める。確かにそういう面はあると思います。というより、少なからずそういう面がないとやってられない。

でもその面がすべてじゃありません。それはここまで聞いてきた方ならわかるはずです。

まあそんな理屈がどうでもよくなるぐらいの熱さと、「プロレス」への想いが、この曲の聞きどころですけどね。プロレスリスペクトありがとう!これからもプロレスをYOLO!

ソレソレソレソレ!アディオス!

 

8. チューよりkiss

珠理奈さんを我が子のように感じてるファンは多いと思います。その人たちからすると、この曲は気が気じゃないのではないでしょうか。思春期でちょっと背伸びした女の子。やばいですよ、このままだとkissなんかじゃすみませんよ。だれか止めて!

でももし、珠理奈さん自身が、「もっと先」を求めているなら……。うん、もう周りが思ってるより大人ですもんね。そりゃチューなんか言ってる歳じゃないですよね。キュートよりもセクシーですよね……

でも、なんだかイヤだ!ずっとホッペにチューで満足してほしい!

と思うおじさんでございます。ゆっくり大人の階段を上ってください……

 

9.あの日交わした約束

この曲はきっと、「ファンへのラブレター」なんだと思います。ファンへの想いを、曲に乗せて届けてくれた。「君がいるから諦めず君がいるならがんばれる」。その「君」は、きっと「ファン」です。ファンがいたから、ここまでくれた。

おもえばこのアルバムは、「僕」から「君」へのラブレターなのかもしれません。つまり、「松井珠理奈」から「ファン」へのラブレター。赤裸々な恋愛観も、純粋な心境も、強がる自分も、『Privacy』のすべてをさらけだしてくれた。

 

そして、ラブレターの最後、彼女はこんな言葉で締めています。

「あの日かわした約束、
忘れないよ、忘れないで」

 

 

 

 

先日、体調不良のため休養していた珠理奈さんの復帰のニュースが流れました。徐々にSNSを通じて活動を再開しています。

復帰に心配はあります。だいじょうぶかなと思ってしまいます。でも、あなたが決めたことならだいじょうぶという思いのほうが強いです。間違った選択はありません。本当の間違いは、その選択を間違いにしてしまうこと。これからの行動次第で、選択は正しくも間違いにもなります。

きっとあなたなら、選択を正しいものにできる。そう信じています。

 

『あの日交わした約束』でのフレーズ。「君がいるから諦めず君がいるならがんばれる」。珠理奈さんにとっての「君」はファンかもしれない。けどファンからすれば、「君」は「松井珠理奈」その人です。「君」がいるからがんばれる。

「君」と「僕」がどんな約束を交わしたのか。それはふたりだけにしかわかりません。

 

約束、覚えていますか?

「僕」は忘れないと言いました。忘れないでと言いました。

 

わたしは、はじめて彼女を好きになったときを思い出しました。そのとき思ったことが、きっと「約束」です。だれに宣言しなくても、本人に直接伝えてなくても、彼女を応援するファンの心に、そんな「約束」は必ずあるはずです。

その約束を決して忘れない。約束を守ろう。彼女が忘れていないのだから。改めてそう思いました。

 

 

最高のアルバムをありがとうございました。これから何度も何度も聞きます。

そして。

 

おかえりなさい!