奥さんがうつになりました――うつを前向きにとらえるために

奥さんがうつになりました――うつを前向きにとらえるために

お久しぶりです、オオヌキです。

気づけばもう7月。コロナの影響で家にいる時間が多かったにも関わらず、2か月ぶりの更新です。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

こちらはですね、奥さんが、うつになりました。

 

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「頭痛がひどい」

最初に奥さんが不調を訴えたのは、今年のはじめぐらいです。このときはまだ、本人もわたしもそこまで心配していませんでした。常に痛いのではなく、波があったのも軽く見ていた原因です。ずっと痛むようなら、すぐにでも原因や改善策を考えていたでしょう。

ひとまずは様子見で、悪化したら病院にいこう。はじめはその程度の認識でした。

 

これも今年にはいってからですが、仕事面で奥さんの環境が変わりました。「辞めたい」を連発するようになり、顔を合わせれば仕事の愚痴ばかりです。わたしはそれを、「まあ仕事なんてそんなもんでしょ」と、いま考えれば奥さんを追い込む言葉ばかりを返していました。

自分としては、がんばってというエールのつもりでした。でもどんな意図があったにせよ、結果的にそれが症状を悪化させたことは紛れもない事実。もっと真剣に向き合うべきだったと猛省しています。

奥さんは、不調がピークに達するまでがんばり続けました。生活のリズムが乱れ、頭痛やめまいが日常茶飯事になったとき、「うつかもしれない」、奥さんからその言葉がでました。そして、脳の異常がないか病院で調べてもらい、異常なしの診断をもらったうえで、心療内科を受診。うつの診断を受けることになりました。

いま奥さんは、家で療養中です。以前は、感情の制御ができず、急に泣き出したり、怒り出したり、どう接していいかわからない状態でしたが、仕事から離れているためか、病院で出された薬のおかげか、だいぶ落ち着いた生活を送っています。

 

うつぐらいで大げさな。そう思う方はいまだに多いと思います。わたしも最初はそう思っていました。しかし、うつは病気です。病気の素人が、その病気の深刻具合を勝手に判断するのは大変に危険です。もし、甘やかさないほうがいいというなら、その判断は何に基づくものなのか。素人療法ほど怖いものはありません。今回の件で、それを嫌というほど思い知りました。

これから奥さんとともに、うつと向き合っていかなくてはいけません。最初こそ、なんでうつなんかにと苛立ちもしました。でも今は感謝しています。奥さんのうつを通して、心を学ぶきっかけをつかめました。いま、メンタル心理カウンセラーの資格取得をめざしています。もう同じ失敗を繰り返したくはありません。

 

現実的な問題として、収入は減りました。この先の不安もあります。復職するか退職するか。その判断もしなくてはいけません。でも、なんとなく大丈夫な気もしています。少なくとも最悪の状態は脱しました。

最悪だったのは、お互いの認識がずれていたこと。つまり、奥さんのうつを、わたしが正しく理解しなかったこと。その状態から抜け出し、ふたりが同じ認識で同じ方向を向いてるなら、きっとなんとかなる。そう思います。偉そうなことを言えば、夫婦ってそういうものかなと。ひとりで無理でも、ふたりならなんとかできます。

 

twitterで奥さんのうつをツイートしてから、たくさんの方から励ましのお言葉をいただきました。本当にありがとうございます。そのいただいた言葉のひとつひとつが力になります。

わたしたちは、いまの状況を決して悲観してはいません。いや、悲観するのをやめました。わたしは心理カウンセラーの資格取得のきっかけ、奥さんは環境を変えるきっかけを得た。わたしたちふたりの足並みが揃えられた。良いことのほうが多いです。絶対にそうです。

趣味に費やす時間や、収入が減ったことなんて些細な出来事です。奥さんと一緒にいられるのが、なにより幸せですから。……これはのろけ過ぎですね。

でも本当に幸せだと思うんですよ。もし、わたしが認識を改めず、奥さんに無理をさせ続けていたら、もっとひどいことになっていたかもしれません。考えたくもありませんが、失っていた可能性すらあります。だからこそ、一緒にいられる幸せをもっと大事にしたいと改めて思いました。

 

とにかく、うつに負けない。なんてことは言いません。

勝ちも負けもなく、正しい治療のもと、うつと一緒に生きていきます。

 

 

余談

父が膀胱がん、母がその看病疲れ、奥さんがうつと、家族でピンピンしてるのが自分だけという現状ですが、先日、ついにわたしも病におかされてしまいました。歩くこともままならず、あまりの痛みに絶叫する日々。病院で治療してだいぶ楽にはなりましたが、ほんと地獄の日々でした。

その病とは……

 

 

痔。

 

 

痔って!!痔って!!

父ががんと、奥さんがうつと向き合うなか、自分は痔って!!

 

いや、痔も大変な病気ですよ。身をもってあの痛さを経験したら、とても痔の人を笑えません。笑わないでください。まじで痛かったんです。

でも痔って……

 

まあ大病じゃなくてよかったですけどね。しっかり治します。という余談でした。

 

今宵トイレから叫び声が聞こえたら、それはわたしかもしれません(ホラー)